私はパソコンのメインブラウザとしてFirefoxを使っている。
Firefoxを最初に使ったのは2008年で、ちょうどFirefox3が公開されたばかりだった。当時は24時間のダウンロード数でギネス世界記録に公認されたりと、盛り上がっていた時期だった。
当時私はInternetExplorer(以下IE)をメインに使っており、それ以外のブラウザの存在を知らなかった。そんな中、とある雑誌の記事でFirefoxが紹介されており、アドオンをインストールすることでで好きな機能を追加できるWebブラウザがあることを知った。紹介されていたのはFirefox2だったが、私がFirefoxを入れたときはFirefox3がリリースされた直後だった。
今でこそWebブラウザで拡張機能が使えるのが当たり前になっているが、当時拡張機能が使えたのはFirefoxぐらいだったように思う。GoogleChromeはリリース当初は拡張機能がなく、しばらくしてから実装された。
Firefoxをきっかけに、Webブラウザには選択肢があることを知った。そこで、気になったブラウザをいろいろとダウンロードして使ってみた。
Firefox以外で気に入ったのは、Opera。最初に使ったのはOpera9.6。今のOperaはChromiumベースに変わってしまったが、当時はレンダリングエンジンにPrestoを採用した唯一のブラウザで、アドオンを追加しなくてもIEより多機能で少し癖はあるがおもしろいWebブラウザだった。*1
そんなFirefoxだが、近年はシェアを大きく落としている
今ではGoogle Chromeが首位。それに一部のサイトではFirefoxのサポートが打ち切られている。
このような状況なので、もはやFirefoxはオワコンと呼ばれてしまっている。それでもFirefoxを使い続けているのは、私にとって「Webブラウザには選択肢がある」ということを伝えてくれた思い入れがあるからだろう。今のところ他のブラウザに乗り換える予定はないので、もしかしたらサポート終了まで使い続けるのかもしれないなと思った。
*1:時代の流れとはいえ、Prestoを捨ててしまったのは悲しい