ピッシーのメモ帳

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久々にAndroidを使ってみて思ったこと

最近購入したウォークマンには、Android12が搭載されていた。私が最後にAndroidを触ったのは7年ほど前で、Xperia Z3 Tablet Compactというタブレットを使用していた。当時Androidのタブレットを購入したのは、なんとなくiOSだけじゃなくてAndroidも使ってみたいと思ったから。*1なので、かなり久々にAndroidを触っている。OSが違うのでiPhoneとは操作性が全然違うのだが、今のところ大きな不満点はない。

とはいえ、私はスマートフォンを今のiPhoneからAndroidに変えたいとは思わない。以下、Androidについての私の考えを書く。

スマートフォン普及期のマイナスイメージ

私が最初にiPhoneを購入したのは、2012年。当時はiPhone 4Sを使っていた。

当時は従来型の携帯電話(ガラケー)からスマートフォンへの移行期で、各社いろいろなスマートフォンが発売されていた。しかし、当時のAndroidスマートフォン(特に国内メーカー)は致命的な不具合が報告されている機種があった。検索エンジンで「レグザフォン 伝説」とか「アローズ 伝説」で検索すると分かりやすいだろう。

私の周りでもとある機種のAndroidスマートフォンを使っている人がいたが、急に再起動したり本体が熱すぎて持てないといった症状が頻発しており使い物にならないという話を聞いていた。だからか、私の周りでは圧倒的にiPhoneユーザーが多かった。「スマートフォンといったらiPhoneだよね」という空気たっだことを覚えている。もちろん、Androidスマートフォン全てが致命的な不具合があったのかといえばそうではないんだが…。

ちなみに、今のスマートフォンのシェアはこんな感じ。

news.mynavi.jp

日本では依然としてiPhoneのシェアが高いみたい。

久々に使ってみて思うのは、普及期と比べて動作が安定していること。SoCの性能が上がっているのもあるだろうが、ローエンドやミドルエンドのSoCでもフリーズや動作の引っかかりが少ないように感じる。なので、普及期の頃からはだいぶ改善されているなと思った。

iOSとの違い

Androidを使ってみてiOSと違うなと思うのは、設計思想の違い。iOSと比べて、Androidはユーザーに何かを選択させたり通知したりする動作が多いなと思った。

例えば、AndroidではmicroSDカードが使える機種ではmicroSDカードを挿すと通知アイコンが表示され、パソコンとUSB接続すれば「充電のみ」か「データ転送」かを選択する画面が表示される。*2*3それにしても、なぜUSB接続したときに「充電のみ」が「データ転送」かを聞いてくるんだろうか…?通知自体は悪いことではないんだが、iPhoneに慣れていると「OSからの通知多いな」と感じる。

あと、Androidは自由度が高いからかOSの動作に必要なアプリを停止できてしまうのも気になった。例えば、私が使っているAndroidのウォークマンではGBoardという文字入力のアプリがあるが、設定画面から無効化できる。無効化すると、当然キーボード入力が必要な場面でもキーボードが表示されなくなる。*4なので、何も知らない人が適当に「使わないけど消せないアプリがあるから無効化しちゃえ」とやってしまうと動作がおかしくなる。

iOSでは、そもそもOSの動作に必要なアプリを無効化することはできない。そのため、私はiOSはユーザーにできるだけOSを意識させない・触らせないという考えがあるのだろうと思った。*5

おわりに

今のAndroidは、普及期と比べると操作性や動作の安定性などかなり改善している。とはいえ私はもう10年以上iPhoneを使っているので、おそらくこのままiPhoneを使い続けるだろう。

*1:今はAndroidタブレットではなくiPadを使用している。

*2:この辺はもしかしたら機種によって違うのかもしれない。

*3:Xperia Z3 Tablet Compactでは、「充電のみ」と「ファイル転送(MTP)」と「ファイル転送(MSC)」の3種類が表示されていた。

*4:ウォークマンのバッテリーを長持ちさせるために使わないアプリを無効化しているときに気づいた。

*5:このような動作から、私はiPhoneこそが簡単スマホだと思っている。