ピッシーのメモ帳

気になった情報の保管庫

最近ストレスを感じたときにやっていること

最近仕事が忙しくなってきたからか、私生活でふとしたときに仕事で起きたクソみたいな出来事を思い出してしまい、イライラすることが増えてきた。このままではいけないなと思ったので、現時点で私が最近ストレスを感じたときにやっていることを紹介する。

ストレスを感じた出来事を記録する

例えば「仕事で理不尽な要求をされた」「逆ギレされた」という出来事があったとき、覚えているうちにその内容となぜストレスを感じたのかを記録する。これは、「いつでも忘れていい」状況を作ることで出来事をできるだけ思い出さないようにすることが目的。書き殴っているうちに、なぜか冷静に出来事を消化している気分になってイライラが収まってくる。

ただし、たまに書くこと自体が出来事の追体験になってしまい、書いている途中でイライラが増幅されてしまうことがある。なので、ストレスを感じた内容にもよるが細かく書きすぎるのもどうかなと思った。

音楽を聴く

ストレス解消目的でテンポの遅い曲を勧められることが多いだろう。私はむしろ逆で、ストレスを感じたらテンポの速い曲でストレスを発散させることが多い。人にもよるのかもしれないが、私はテンポの速い曲を聴いてから遅い曲を聴いた方がストレスが解消されている感がある。

せっかくなので、最近聴いた曲を少しだけ紹介する。

Twinkle Rookie

www.youtube.com

ナースのおままごと / iru feat. ついなちゃん

www.youtube.com

ゲームをする

最近は仕事が忙しく、ゲームをする時間がなかった。でも、ゲームをしなくなったあたりからイライラを感じることが増えてきたように思う。なので、久々に気になっていたゲームを買った。

www.nintendo.com

最後までクリアできるかは微妙だが…。

おわりに

最近、仕事と私生活の境界が曖昧になっているように感じる。それは、今まで「忙しい」「疲れた」という理由で私生活でやりたいことをあまりやってこなかったからだと思う。そうした影響で、仕事のストレスが私生活にもそのまま残ってしまうことが増えているのかもしれない。なので、私生活ではできるだけ仕事に関係することは忘れることが大切ではないかと思った。

Linuxでコマンドを使ってS.M.A.R.T.情報を確認する方法

以前の記事で、CrystalDiskInfoを使ってS.M.A.R.T.情報を確認する方法について紹介した。

gd-pishi.hatenablog.com

Linuxでは、コマンドを使ってS.M.A.R.T.情報を確認することができるのでメモ。なお、以降の内容はUbuntuを使ってコマンドを実行している。それ以外のOSでは動作が異なる場合があるので注意。

コマンド例

smartctlを使う。

以下の例では、/dev/sdaのS.M.A.R.T.情報を表示する。実行にはroot権限が必要なので注意。

$ sudo smartctl -a /dev/sda

私がよく見ているのは以下の項目。

  • Reallocated Sector:代替処理済のセクタ数
  • Current Pending Sector:代替処理保留中のセクタ数
  • Offline Uncorrectable:回復不可能セクタ数

smartctlがインストールされていない場合は、以下のコマンドでSmartmontoolsをインストールする。*1

$ sudo apt install smartmontools

*1:RedHat系のLinuxでは、パッケージ管理コマンドが「apt」ではなく「rpm」なので注意。

CrystalDiskInfoでよく確認している項目

HDD(ハードディスク)の調子が悪いと感じたとき、私はよくCrystalDiskInfoというソフトを使ってHDDの状態を確認している。今回は、私がこのソフトを使ってよく確認している項目を紹介する。

CrystalDiskInfoとは

簡単に言えば、HDDやSSDの健康状態を表示できるソフト。

crystalmark.info

HDDやSSDにはS.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)と呼ばれる自己診断機能が付いている機種があり、特に現在販売されているHDDではほぼすべての機種にこの機能が付属している。CrystalDiskInfoでは、このS.M.A.R.T.の情報を読み取った結果を画面上に表示する。

起動後の画面

CrystalDiskInfoを起動させるとこんな感じの画面が表示される。

CrystalDiskInfoには、内蔵HDDだけでなく一部の外付けHDDやSSDのS.M.A.R.T.情報を読み取る機能がある。今回は外付けHDDの情報を読み取ってみた。

よく確認している項目

私がよく確認しているのは以下の項目。いずれも生の値を確認している。

  • 代替処理済のセクタ数
  • 代替処理保留中のセクタ数
  • 回復不可能セクタ数

これらの項目は、正常なHDDであれば生の値は0と表示される。

代替処理済のセクタ数

代替処理とは、簡単に言えば不良セクタ*1のデータを代替セクタに移動させる処理のこと。

HDDには、不良セクタが発生した場合に備えてあらかじめ代替セクタと呼ばれる予備の領域が存在する。この領域に不良セクタのデータを移動させ、不良セクタを使用不可にする処理を代替処理という。この代替処理が行われたセクタが「代替処理済のセクタ数」として表示される。

代替処理が済んでいるということは、すでに見つかった不良セクタの処理は終わっているということを意味する。そのため、この値があったからといって過度に心配する必要はない。しかし、短期間で値が増えている場合はHDDに何かしらの異常が発生している可能性があるので要注意。

代替処理保留中のセクタ数

「代替処理保留中のセクタ」とは、何らかの原因で代替処理が行われていない不良セクタのこと。*2実は不良セクタが出たからといってすぐに代替処理が行われる訳ではない。HDDのファームウェアが不良セクタだと認識していても、次回アクセス時にエラーが出なければ通常のセクタとして認識される。この処理待ちとなっているセクタが「代替処理保留中のセクタ数」として表示される。*3

なお、HDDの完全フォーマットを行うことで代替処理が進みこの値が減ることがある。なので、こちらも値があったからといって過度に心配する必要はないが、短期間で値が増えている場合はHDDに何かしらの異常が発生している可能性があるので要注意。

回復不可能セクタ数

回復不可能セクタとは、その名の通りデータが全く読み取れないセクタのこと。このセクタがある場合は、HDDが物理的に故障している可能性が高い。なので、できれば他のHDDやSSDにデータを移すことをおすすめする。私の経験では、回復不可能セクタがあるHDDはすでに何かしらの不具合が発生していることが多い。

まとめ

今回紹介した3項目の生の値がいずれも0であれば、HDDは特に異常がないと判断できる。また、値があったとしてもしばらく様子を見て増えないようであれば特に問題はない。しかし、HDDは突然死も起こりうる機械なので、日頃から複数のHDDやSSDにデータをバックアップしておくことをおすすめする。

おまけ 回転数について

私が基本的に確認しているのは先ほどの3項目だが、せっかくなのでHDDについてもう少し知りたいという方向けにHDDの回転数について少しだけ紹介する。

HDDは、データを読み取るためにディスクを高速回転させている。一般的には、1分間に5400回転(5400RPM)か7200回転(7200RPM)の機種が多い。回転数が高いほど読み取り速度が早いと言われているが、正直読み取り速度を気にするのであればHDDよりSSDを選択した方がいいと思う。*4

*1:データが正常に読み書きできずエラーになるセクタのこと。

*2:ペンディングセクタとも呼ばれている。

*3:ただし、すでに代替セクタが埋まっているため代替処理を保留している場合もあるので注意が必要。

*4:私はどこかで、回転数が高いほどHDDの故障率が上がると聞いたことがある。本当のところどうなのかは分からないが…。

Windows11でHEICファイルが開けない

ちょっと気になったのでメモ。

HEICファイルとは、主にiPhoneやiPadで使用されている画像ファイルの形式のこと。私はつい最近までWindows10を使用していたが、HEICファイルはWindows付属のフォトアプリで表示できていた。*1

しかし、Windows11ではHEICファイルを開くことができない。これはちょっと困ったので調べてみたが、現時点ではWindowsストアで「HEVCビデオ拡張機能」というアプリを購入しないと表示できないみたい。

apps.microsoft.com

このアプリは有料で、値段は120円。私はHEICファイルを取り込むことが多いので購入した。それにしてもなぜこの拡張機能を有料アプリとして配信しているのだろうか。

購入すると、エクスプローラーでHEICファイルが画像ファイルと認識されサムネイルも表示されるようになった。当たり前だが、ちゃんとフォトアプリでも開けるようになっていた。

私としては有料アプリなのがちょっと不満だが、値段もそんなに高くないのであれこれ悩むよりは買ってしまうのもありかなと思う。

*1:もしかするとPCメーカーが気を利かせて拡張機能をプリインストールしていたのかもしれないが…。

NW-ZX707を約半年使った感想

NW-ZX707とは、ソニーが発売しているやや高価格帯のウォークマンのこと。

www.sony.jp

最近は音楽を聴くのに専用機を買う人は減っていると思うが、私はいまだにウォークマンを購入している。購入してから約半年が経過したので、使った感想を簡単に書く。

ZXシリーズを選んだ理由

ウォークマンには複数の機種があり、一番安いSシリーズ、中価格帯のAシリーズ、やや高価格帯のZXシリーズ、高価格帯のWM1シリーズがある。私が購入したNW-ZX707というのはZXシリーズの機種になる。なお、Sシリーズ以外の機種ではOSにAndroidが採用されている。以下、私がこの機種を選んだ理由を簡単に書く。

4.4mmのヘッドホンジャック

一般的なイヤホンで使用されているヘッドホンジャックは3.5mmだが、4.4mmのヘッドホンジャックというのはバランス接続用として使われることが多い。

バランス接続については、ソニーの製品ページでは以下のように解説されている。

バランス出力では左右の音を完全に分離し、グラウンドを介さずに音の信号を出力可能。ステレオ感に悪影響を与えるクロストーク(左右の信号の混信)を限りなく低減し、ノイズの少ない低歪で繊細なサウンドを再現します。

私は同じZXシリーズであるNW-ZX300という機種を使っており、MDR-1AM2というヘッドホン*1で4.4mmのヘッドホンジャックを使ってきた。なので、できれば同じイヤホンジャックが使える機種がいいなと思っていた。4.4mmのヘッドホンジャックが付属しているウォークマンとなると、ZXシリーズかWM1シリーズのどちらかになる。

実物を見ると、WM1シリーズはかなり重い上に値段も高い。ZXシリーズでも約10万円となかなかいい値段がするが、最近のスマートフォンでも同じぐらい値段がするのでぎりぎり許容範囲内かなと思った。…それにしても最近のスマートフォンは本当に値段が高くなった。

画面のサイズ

「音楽専用機」というからには音質も重要だけど、操作性やサイズ感も重要だと考えている。

WM1シリーズは重すぎるので論外として、持ち運びやすさという点ではAシリーズも候補にあった。しかし、実物を操作すると画面サイズが3.6型というのは私にはかなり小さいと感じた。その点、やや画面サイズの大きいNW-ZX707の方が操作しやすいと思った。

使った感想

音質

音質は全体的に満足している。私は「音質がいい」というのは音がクリアで聞きやすいという意味なのかなと思っている。

以前と同じく4.4mmのヘッドホンジャックで曲を聴いているが、前機種のNW-ZX300と比べて音の傾向はほぼ変わらないがやや音場が広くなった気がする。音質について説明するのは難しいが、4.4mmのヘッドホンジャックを使う分には買って後悔しない程度だと思う。

なお、無線イヤホンでは音質の良し悪しはイヤホン側に依存するので、この機種にしたからといって音質が変わるとは限らないので注意。*2

操作性

思っていたよりアプリやAndroidの操作性は悪くない。以前使っていたNW-ZX300よりも、画面サイズが大きくなったことで操作がしやすくなった。しかし、タッチパネルの問題か時々動作が引っかかることがある。さすがにその辺はiPhoneと比べるのは酷か。

バッテリー

ちょっと容量が少ないように感じる。私の使い方だと1週間に1回程度フル充電しているが、個人的には2週間程度は持ってほしかった。機内モードをオンにして音楽を再生していなくても、1日で10%程度バッテリー残量が減っている。

私は今のところウォークマンではストリーミング配信サービスを使っていないが、使っていたらもっと持たなかっただろう。おそらく、これ以上バッテリー容量を増やすと本体サイズも大きくなるので限界だったのかもしれないが…。

おわりに

全体的に買って満足している。

*1:約3万円程度で発売されていたヘッドホン。ケーブルが交換できる仕様で、3.5mmのヘッドホン端子のケーブルと4.4mmのヘッドホン端子のケーブルが付属していた。2022年に生産終了した。

*2:無線イヤホンの場合、音質は使用しているコーデックの影響が大きい。コーデックにSBCやAACを使っているのであれば、LDACやaptXに変えた方が音質がクリアになる。ただし、イヤホンごとに対応しているコーデックが異なるので注意。

サブウェイのセルフオーダーをやってみた感想

サブウェイといえば、注文の難易度が高いことで知られている。これは注文の自由度が高いことが原因で、サブウェイではサンドイッチの注文時に「パンの種類」や「ドレッシングの種類」、「野菜の有無」などを選択することができる。なので、初見だと何をどう注文すればいいのかよく分からないので難しいと感じるのだろう。

そんなサブウェイだが、比較的最近にオープンした店舗の中にはセルフオーダーというタッチパネルで注文・精算する端末を導入している店舗がある。サブウェイのセルフオーダーについては、以下の記事が詳しい。

rocketnews24.com

先日セルフオーダーの店舗に行ってきたので、その感想を簡単に書く。

注文の仕方は簡単で、単にサンドイッチの種類とセットの有無を選ぶだけ。なので、特に何も変更しなければそのままおすすめ状態のサンドイッチを注文できる。なお、この場合パンの種類は自動的にウィート*1のトーストありになる。

f:id:gd-pishi:20240817095750j:image

今回は、期間限定のメキシカンミートタコスとポテトドリンクセット(S)にした。なお、パンはハニーオーツ、野菜は全種類多め、アクセント野菜にピクルスとブラックオリーブを追加している。

私は、セルフオーダーは従来型の対面での注文に比べてだいぶハードルが下がったなと思った。セルフオーダーでは注文時に考えることが少なくなったので、楽になった。もちろん、従来通り細かくカスタマイズすることも可能。カスタマイズするには、「変更」ボタンを押してパンの種類や野菜の量などを変更する。

ただし、店舗にもよるのかもしれないがオーダー端末が2台しかなく、うち片方では現金が使えない。タッチパネルの注文って意外と時間がかかるので、混雑時は従来の注文方法よりも注文待ちの行列ができやすいのではないかと思った。

今後はセルフオーダーが主流になるのかもしれないが、個人的にはサンドイッチが目の前で作られていく過程を見るのが楽しみでもあるので従来型の店舗も残してほしいかなと思った。

余談

私がよくやっているカスタマイズを紹介する。

  • パン:ハニーオーツ*2(なんとなくお得感がある)
  • トッピング:たまごかスライスチーズ(無難においしい)
  • 野菜:全種類多め
  • アクセント野菜(ピクルスとブラックオリーブ):入れる(数年前まではデフォルトで入っていたが、今は指定しないと入れてくれない)

*1:公式サイトによると「小麦胚芽入りでハチミツの甘味を加えたサブウェイオリジナルブレッド」とのこと。

*2:公式サイトによると「ウィートにハチミツ、オーツ、大豆のオーツミックスをトッピングした味わいです」とのこと。

いつの間にかストアアプリ版のSysinternals Suiteがリリースされていた

Sysinternals Suiteとは、簡単に言えばマイクロソフト公式の便利ツール集のこと。これまでSysinternals Suiteは公式サイトからZIPファイルで提供されていた。

learn.microsoft.com

Sysinternals Suiteには、大きく分けてGUI上で実行するツールとコマンドライン上で実行するツールがある。例えば、私はGUIのツールはProcess Explorer*1、コマンドラインのツールはPsPing*2を使うことが多い。

私は知らなかったが、どうやら2021年頃からストアアプリ版が配信されるようになっていたみたい。

forest.watch.impress.co.jp

Microsoftストアだけでなく、winget*3からもインストールできるようになっていたとは…。Microsoftストアで「Sysinternals Suite」と検索してみると確かに配信されていたので、さっそく入れてみた。

ご丁寧に今風のモダンなアイコンが設定されている。…ところでこのアイコンって何を意味しているのだろうか。

Sysinternals Suiteはずいぶん昔からあるツールで、元々はWinternals Softwareというマイクロソフトとは異なる会社で開発されていた。詳細については以下の記事が詳しい。

japan.cnet.com

ストアアプリ版の利点

GUIのツール群がスタートメニューに登録済み

Process ExplorerやDiskViewといったGUIのツール群が、すでにスタートメニューに登録されている。これまではZIPファイルでの提供だったので、少しだけアクセスしやすくなった。

PATH環境変数の変更が不要

これまでは、コマンドラインからすぐにツールを呼び出すにはPATH環境変数を修正してSysinternals Suiteを展開したフォルダのパスを追記する必要があった。ユーザーの環境変数PATHにはすでにストアアプリのパス「%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps」が登録されているため、ストアアプリ版のSysinternals Suiteではこの作業が不要になっている。

地味だけど、この登録作業が不要なのは楽。

自動的に最新版に更新される(はず)

Sysinternals Suiteは地味にツールが更新されることがあり、例えばSysmonというツールは2024年7月にバージョン15.15が公開されている。私はまだインストールしたばかりなので試してはいないが、ストアアプリなのでMicrosoftストアに最新版が公開されると自動的に更新される(はず)。

おわりに

Sysinternals Suiteは古くからあるツールだが、ストアアプリ版がリリースされているとは知らなかった。ということは、これからも多少のメンテナンスが行われるということだろうか。

*1:タスクマネージャの高機能版。

*2:ping.exeの高機能版。Pingとは違い、ポート番号を指定することでTCPポートの疎通も確認できる。

*3:コマンドライン上でWindowsアプリをインストールするためのツール。パッケージマネージャ。