日本製高級キーボードの代名詞的存在であるREALFORCE R3を買ったので、簡単に購入レビューを書く。
REALFORCEとは
東プレが販売しているキーボードのブランド。
最大の特徴は、スイッチ機構に静電容量無接点方式を採用していること。キーボードには様々なスイッチ機構があり、一般的なキーボードではメンブレン方式が採用されている。
スイッチ機構の特徴については、下記リンク先の記事が詳しい。
メンブレン方式と比較した静電容量無接点方式の特徴は、耐久性の高さとチャタリングが発生しないこと。その代わり価格が高い。
購入
現在R3モデルを置いている店舗が少ないので、なかなか試し打ちできる機会がない。公式ページでは以下のリンク先に試し打ちできる店舗が記載されているが、まだまだ少なめ。*1
楽天やAmazonでも購入できるが、私は一度実物を触ってみたかったのでビックカメラで購入した。
購入したのは「R3HA21」というモデル。購入時点の価格は34,980円。
このモデルを選んだ理由
キー荷重が45g
REALFORCEでは、モデルによってキーの荷重が異なっている。キー荷重が小さいほど軽い力でキーを押し込めるが、軽すぎると誤ったキーを入力してしまうリスクが高くなる。メンブレン方式のキー荷重は50~60g程度が多いらしいので、45gはやや軽いキー荷重になる。変荷重とは、指の位置によってキー荷重を変化させているタイプのこと。
実機を触ってみると30gは軽すぎるし、変荷重はかなり違和感があった。今使っているキーボードが45gで慣れているので、このモデルを選んだ。
文字の視認性
色はブラックのほうがカッコいいが、実物を見ると文字が見づらいと感じたのでホワイトにした。
Bluetooth接続可能
当面は有線接続で使用する予定だが、いざとなったら無線でも使えるという安心感がある。
テンキー付き
私はよくExcelで数値を入力する作業を行うので、テンキーがあった方が便利。
開封
REALFORCEは初代のモデルも持っているが、それと比べるとR3モデルは全体的に梱包が丁寧に感じる。
外箱
以前のモデルでは茶色の段ボール箱だったように記憶している。ちょっと高級感がある。
内箱
ご丁寧に内箱がある。開けるとこんな感じ。
左右に緩衝材が入っており、動かないようにちゃんと固定されている。これは初代のモデルにはなかった。
外観
実店舗で見たときは真っ白だと思っていたが、こうして見るとオフホワイトのような少しだけクリームっぽさのある色になっている。定期的に掃除しないと汚れが目立ちそう。文字の視認性はよい。
付属品はこんな感じ。
ケーブルもちゃんとホワイトで統一されている。USBタイプCの端子がL字になっているのとキャップが付いているのが親切だと思った。
使ってみた感想
スコスコといった感じで入力できる。メカニカルキーボードと比べて反響が少ないためか、指への負担が少ない。私は静音タイプを選択したが、打鍵音がしない訳ではなく音の種類がちょっと変わるといった感じ。
キーボード本体はかなり重いので、持ち運びには全く向かない。特に私はフルサイズを選んだのでサイズも大きい。テンキーを使う予定がないのであればテンキーレスのほうがおすすめ。
おわりに
メンブレン方式のキーボードやメカニカルキーボードと比べて、REALFORCEは指が疲れにくいと感じる。特にタイピング作業が多い人にはおすすめ。
ただし、どのキー荷重のモデルを選ぶのかは注意が必要。実際に試し打ちしてみるのが一番だが、なければ同じ荷重のメカニカルキーボードを触ってみるのがいいかも。*2