Windows11でTeamsのインストールに失敗したことがあったので、メモ。
概要
マイクロソフトの公式ダウンロードページ。
家庭向けと職場向けの2種類のインストーラがダウンロードできる。家庭向けのインストーラはexeファイル、職場向けのインストーラはMSIXファイルでダウンロードされる。
このページからダウンロードした「職場/学校向けの Teams」のインストーラを実行すると、「アプリ パッケージを開くことができません」と表示された。
MSIXとは
「そもそもMSIX形式って何だ…?」と思って調べてみると、比較的最近に登場した新しいインストールファイルの形式とのこと。
以下、リンク先の本文から引用。
“MSIX”は、Windowsアプリケーションで広く採用されているインストールパッケージ“MSI”の後継となるフォーマット。パッケージツールはオープンソースで開発されており、クロスプラットフォームで利用可能。“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”アプリケーションで採用されている“APPX”のモダンな設計が採り入れてられており、そのメリットを享受できる。
UWPアプリってMicrosoft Storeからインストールするアプリっていうイメージだったけど、その仕組みを利用した新しいインストーラがMSIXファイルという認識で良いのだろうか。
その後の対応
アプリ インストーラ-を最新版に更新することでインストールできた。
MSIXファイルのインストールは、アプリ インストーラ-というUWPアプリで行われる。
Microsoft Storeアプリで見るとこのアプリの更新プログラムがあったので更新してみると、エラーが出なくなった。原因はよく分からない。
とりあえずインストールできるようになったのでよしとする。
補足
Teamsのダウンロードページは、なぜか表示言語によってダウンロードできるファイルが違う。(2023年11月現在)
日本語ページ
「新しいTeamsアプリをダウンロード」ボタンを押すと、自動的に「MSTeams-x86.msix」がダウンロードされる。それ以外にリンクがない。
英語ページ
ドロップダウンリストが表示され、64ビット版やARM版もダウンロードできるようになっている。
言語が違うだけで同じページかと思っていたけど、微妙に違うのはなぜだろうか…。
追記
2024年1月現在、日本語ページにもドロップダウンリストが追加され64ビット版やARM版がダウンロードできるようになった。
また、ダウンロードリンクの下に「新しいTeamsをインストールできない場合は~」というリンクが追加された。これは英語ページではすでにあったが、今回の変更で日本語ページにも追加された。64ビットOSを使っているのであれば64ビット版をダウンロードすればいいだろう。