ピッシーのメモ帳

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近鉄8A系について現時点で思ったこと

まだ運行していないのに、YouTubeには近鉄8A系の外観を撮影した動画が多数投稿されている。どうやら、この記事を書いている時点では高安車庫にいる模様。そういった動画をチラ見して思ったことを書く。なお、この記事は2024年6月時点の情報に基づいて書いているためその後の仕様変更で変わるかもしれないのであしからず。

本体色

紅白のツートンカラーで、近鉄の一般車両ではおなじみの配色。私は幼少期から近鉄沿線に住んでいたため、電車と言えばこの紅白のツートンカラーが頭に浮かぶ。私は近鉄8A系の写真を見たとき、なんとなくかつて大阪線に走っていた鮮魚列車っぽいなと思った。

近鉄には、シリーズ21という2001年頃から登場した比較的新しい車両がある。シリーズ21では、これまでの紅白の電車からどちらかといえば白っぽい電車になった。それはそれで新しさがあったが、なんか違和感はあった。*1そういった声があったのかは分からないが、新型車両である近鉄8A系では再び紅白の電車に戻った模様。

近鉄のニュースリリースには、外観デザインについて以下のように記載されている。

ツートンカラーの近鉄らしさを踏まえ、ご利用の皆さまに身近に、親しみを持っていただける新しいデザインとしました。

確かに近鉄と言えば紅白の電車というイメージだったので、今回の新型車両の配色に大きな違和感はない。

車両番号

近鉄の一般車両は、例えば「1422」など4桁の車両番号が割り当てられている。なので、新型車両が「8A系」と公開されたとき車両番号は「8A01」のように2桁目に英字が入るのかなと思っていた。

ところが、いろいろな動画をチラ見したところどうやら車両番号は「8A401」のように5桁になっている模様。5桁の車両番号は、確か近鉄では特急車両に割り当てられていたはず。一般車両でも5桁に変わっていくんだろうか。それはそれで管理が面倒じゃないかな?と素人ながら思うんだが…。

おわりに

今はまだ近鉄8A系は出たばかりなのでめずらしいと感じるが、そのうち多数派になると見かけてもなんとも思わなくなるだろう。とはいえ、見慣れない新しい車両というのはどんなものか楽しみではあるので期待したい。

*1:そういえば、大阪メトロ中央線や近鉄けいはんな線を走る7000系・7020系も白っぽい車両だった。当時の近鉄はそういった車両デザインがブームだったのかな?と思った。