耳掛け式イヤホンとは、以下のようにフックがついていて耳に引っかけるタイプのイヤホンのこと。
イヤホンには、AirPodsのようなインナーイヤー型や耳栓のようなカナル型がある。これらのイヤホンの欠点は、動くと外れやすいことと耳穴に装着するので疲れやすいこと。
それに対し、耳掛け式イヤホンはヘッドホンのように耳に被せるようにして使う。簡易的なヘッドホンを使っているような感覚があるので、疲れにくい。そのため、長年耳掛け式イヤホンを愛用してきた。
この耳掛け式イヤホンだが、近年選択肢が減ってきている。理由はいろいろあるだろうが、耳掛け式イヤホンのデメリットが原因の一つではないかと考えている。
それは、遮音性がほぼ皆無なこと。
近年はワイヤレスイヤホンを筆頭にノイズキャンセリング機能が一般的になってきたので、遮音性のないイヤホンをわざわざ手にする人が減ってきているのかもしれない。ちなみに私は耳かけ式イヤホンは自宅でしか使わないので、遮音性は全然気にしない。
現在はソニー製の耳掛け式イヤホン(MDR-Q68LW)を使っているが、さすがに数年も経つとイヤホンのスポンジ部分の劣化が目立ってきた。
残念ながら、ソニーの耳掛け式イヤホンはすでに生産終了している。
大手では、パナソニックやJVCケンウッドが引き続き耳掛け式イヤホンを製造している。しかし、販売数が少ないからか家電量販店で見かける機会はさほど多くない。
耳掛け式イヤホンは、メーカーによって耳に引っかける構造が微妙に違う。そのため、イヤホンによっては耳に合わないことがある。
カナル型イヤホンはよく試聴コーナーに置いてあるが、耳掛け式イヤホンは置いてあるのを見たことがない。値段も安いので試聴機を置くほどはないんだろうな…。
今のところJVCケンウッドの耳掛け式イヤホンが気になっているので、そのうち使ってみるかも。