Windows11でログイン時に実行されるバッチファイルについて、ちょっと気になったことがあったので簡単に書く。
バッチファイル実行が遅い?
ログオン時にバッチファイルを実行するためスタートアップフォルダにバッチファイルを登録しているが、Windows11ではWindows10と比べてそのバッチファイルが実行されるまでの時間が妙に遅い。具体的には、Windows10ではデスクトップ表示から実行まで1分程度だったものが、Windows11では4~5分程度になっている。
このバッチファイルはグループポリシーで配布しているが、Windows10でも11でも同じポリシーを使用している。症状からすると、以下のページのようにログオンスクリプトの遅延実行が考えられる。
しかし、このポリシーはすでに配布している。いろいろ調べてみたが、原因が今ひとつ分からない。「Windows11ではスタートアップの実行が遅い」という記述も見当たらない。機種に依存する何かが原因だろうか?
おわりに
特にWindows11バージョン24H2では、これまでのWindows11と比べて大幅な変更があった模様。例えば、以前バージョン24H2でSMBの規定の動作が変わったことで共有フォルダにアクセスできなくなる問題が発生した。
もしかすると何かセキュリティが強化された影響で遅くなっているのかもしれないが、今のところこれといった原因が特定できていない。ネット上に情報が少ないということは、そもそもスタートアップでバッチファイルを流す場面が少ないということだろうか…。