先日、従業員から「取引先からのメールが届かない」という連絡があった。取引先がメールを送信したという時刻とその従業員のメールアドレスをもとに社内システムのメールサーバを調べたところ、該当する時刻に取引先からのメールと思われるメールアドレスを見つけた。
そのメールアドレスのドメイン名は「amazonses.com」だった。このドメインについて調べたところ、その取引先は「Amazon SES」というメールサービスを使用していたことが分かった。
メールサーバのログを確認すると、Amazon SESからのメールは正常に受信されていた。そのため、取引先からのメールはメールソフト側で破棄された可能性が高い。連絡のあった従業員に話を聞いてみると、メールソフト側で送信元に「amazon」と含むメールを破棄する設定をしていたことが分かった。最近「amazon」を名乗るスパムメールが届くようになったので、この設定を入れたとのこと。この設定を消すとメールが受信できるようになった。
「Amazon」と聞くと一般的には「通販サイト」というイメージが強いだろうが、実際には「Amazon SES」や「AWS」*1といったクラウドサービスで高い利益を上げている会社である。ただ、私はAWSの存在は知っていたがAmazon SESは知らなかった。それにしても、意外なところでAmazonのサービスが使われているんだなと思った。
*1:Amazon Web Servicesの略。